9月末からほぼ毎日更新してきたブログをいったん停止し、ほぼ15日間なにもせずに、ただひたすら引きこもって過ごしました。
ほとんど自分語りの記事なのでアレですが、私にように色々積み重ねてきたものが一気に崩れてしまそうになっている人に、読んでいただけたら嬉しいです。
結果的に、15日間引きこもったことは全くの無駄にはならず、むしろ良いように作用しているからです。
人生で一度くらい、たまには何にもせずに好きなことだけやって生きてみませんか?
なぜ15日間引きこもろうと思ったのか?
無気力になり、何もしたくなくなってしまった
私が今回、引きこもった理由がこれです。
今年あまりに色々なことが起きすぎて、(アルコール依存の夫と警察沙汰、別居、引っ越し、毒親との対時、退職…)
きっと疲れて燃え尽きてしまったんだと思います。
「これから新しい人生だ!」と思ったのも束の間、今までの疲労がどっさり積もってポッキリ逝ってしまいました。
もういいか。しばらく休もう。と思い、「何もしない」生活を少し送ってみることにしたのです。
15日間の引きこもり生活でやったこと
何もせずひたすら好きなことをする生活を15日間連続でやってみました。
具体的にこんなことをしました。(オタクです!!)
- 絵を描いた
- アニメを見た
- 漫画を読んだ
- 推し活した
- 筋トレした(続行)
- 友達とランチした
絵を描いた
小さい頃は漫画家になりたいと思っていたくらい絵を描くことが好きでしたが、大人になってからはほぼ描くことはなくなりました。
理由は、親の干渉による「見られるかも」という不安と、「描いても意味がない」というタイパの問題でした。
しかし、どうしても描きたい気持ちが拭えず、描くことに。
すると毎日狂ったように何ページも描くようになり、とにかく楽しかった
プロでもないのに絵を描くなんて…と思いましたが、「ただ純粋に楽しい」ということをするのってとても大事なんですよね。
私はアルコール依存症の家族会(チャット)にも参加しているのですが、(夫が依存症だったので)、そこに思い切って公開してみたら、「上手!」と言ってもらえてニヤニヤしました。w
オタ活をするnoteアカウントも作っちゃいました!良かったらぜひ覗いてみてください。
アニメを見た
引きこもり期間にひたすらアニメを見ました。
- ハイキュー!!
- 僕のヒーローアカデミア
- ダンジョン飯
- らんま1/2
など。
結果的に僕のヒーローアカデミアに信じられないくらい熱狂どハマりしてしまい、2週目に突入。漫画も読んでいます。
不思議なことに、ドラマや映画が好きだったのにいっさい観ず、アニメだけでした。
海外ドラマや映画は「言語学習」と結びつけてしまうのが無意識的にわかっていたからかもしれません。
漫画を読んだ
僕のヒーローアカデミアやスーパーベイビー、作りたい女食べたい女、などを読みました。
ちょうどセールどきを狙って購入したのですが、結構な出費に…(ニートなのに…)
推し活をした
僕のヒーローアカデミアにハマったことで、山下大輝さんという声優さんをものすごく好きになりました。
そこで、ラジオやYoutubeを漁りまくり、ひたすら聴いていました。
推しのいる生活、最高すぎて涙が出る
筋トレをした
筋トレは引きこもる前からやっていたので続行です。
筋トレしてから体が動かしやすくなり、肩こりや、どんより沈んだ気持ちが減ってきました。
友達とランチした
前の職場の友達とランチや、叔母さんと飲みに出かけるなどをしました。(1回ずつのみです)
友達が数えるほどしかいない私にとって、しかもコミュ障で生きづらさを抱えているので、そんな私でも誘ってくれる友達は貴重すぎます!
論したりマウントを取ってくる人ではなくマイペースで、話すことも面白く、根っから明るい人なのでその笑顔に救われています。
逆に、やらなかったこと
- 勉強
- ブログ
- SNS
- 自分分析
夫と別居して実家に戻ってきてからというもの、親の過干渉で鬱気味になってしまい…
もともと、夫のアルコール依存症や共依存、心理学などみっちり学んできたのに、「まだ学ぶことがあるなあ」と愕然としていました。(アダルトチルドレンなど)
それに自立しなきゃと焦っていたので、マーケティングやセルフブランディング、資格取得や言語学習などもみっちり詰め込んでました。
しかし、この15日間は全て辞めることに。
「向上しなきゃ」と思うことを辞めて、ひたすら好きなことだけしていました。
15日間の引きこもり生活/ 好きなことひたすらやった結果
15日間ひたすら好きなことだけやってダラダラ生きた結果、わかったこと。
「何もしない」が結構、大切
現代人は「何かしなきゃ」という脅迫概念にとらわれています。
広告やマーケティング、SNSなどの他者比較がそうさせるんですね。
一度そういうものから距離を置いて、「何にもしない」。ただひたすら自分の好きなことを追求する期間ってとてもいいものです。
15日間なんて仕事もあるし無理だよ!という人も、せめて休日だけでも「何もしない」やってみませんか?
休み続けると飽きてくる
「こんなことしてて大丈夫かな」と、15日間も引きこもって好きなことだけしていると、不安にもなりました。
けれども、その理性を無視して好きなことをし続けたところ、「そろそろ何かしようかな」という気持ちが勝手に湧いてきたのです。
このブログを久々に更新しているのも、この理由からです。
「書かなきゃ」「やらなきゃ」ではなく、勝手に「やろうかな!」「書きたいな!」という気持ちになって、自然とやっている感じです。
「楽しいこと」を思い出す感覚が大事
大人になると、やれタイパだ、効率化だ、無駄は省けなど…そういう言葉に揉まれすぎてしまっていませんか?
気が付くと、楽しみことは罪、無駄なことみたいなレッテルを自分で貼りかねない。
私が今回「好きなこと」だけやってみて思ったのは、「楽しいってこういう感覚だったんだ!」ということを思い出せたことが貴重だったと感じられたことです。
人生って効率よく生きるためにあるものじゃないですよね?
今、無駄を省いた先に、将来の楽しみが確約されているって、変じゃないですか。
「今」楽しまないと意味のないこともあるんですよ。
よく言いますよね。明日死ぬと決まっていたら今日何する?って。
楽しみを保留しまくったツケって必ずやってくるのですよ。
だから、「楽しいを思い出す」。感覚を。やってみてくださいね。
【気づき】インナーチャイルドを癒す期間だった?
この15日間という「何もしない期間」を経て気づいたことは、この期間が「インナーチャイルドを癒す期間だったのでは?」ということです。
私は毒親持ちで、アダルトチルドレン克服中です。
今回、アニメや絵を描く、漫画などを読みたくなったのは、子供の頃に抑圧されてきたからだと思うんですよね。
父親に「漫画なんて読んでゴロゴロしやがって!!」と言われた経験あり…
ドラマや映画が好きなのにいっさい見なかったのも、それらは「大人の私が好きなこと」なんですね。
インナーチャイルド(内なる子供)の私が好きなのは、アニメや漫画、絵を描くことだったんです。
それらを制限なくやり放題やることによって、満たされたかった期間だったのかもしれません。
また、アダルトチルドレンがある方は、ぶつけられた毒のいき場所がありませんよね。
今更親に言ったところで、わかってももらえないし、罪悪感でいっぱいになってしまう…
そういうやり場のない気持ちを浄化する上でも、こういう「余白期間」ってとても大事だなと思いました。
頭じゃなくて心に従う
好きなことをやろうとしても、「こんなことしてていいのか」と不安になってしまう。
しかし、「その理性を無視した」と先ほど書きました。
そう。頭(理性)で考えていることと、心で感じていることって別モノなんですよね。
何か解決しなきゃいけない具体的なトラブルがある時は、頭で考える必要があります。
けれども、「自分って何がしたいの?」「何のために生きているの?」という漠然とした悩みは、心で感じる必要があると思うんです。
現代人はこんな時代だからこそ、「心で感じる」を忘れがちだな、と今回気づきを得ました。
みなさん、心で感じていますか?最後に「感じた」のはいつですか?
まとめ
15日間引きこもって好きなことを全力でダラダラ楽しんだ結果。
- 「楽しいってこういう事だった!」を思い出せた(楽しいの感覚)
- 好きなことばっかりやってると飽きて、勝手にやるべきことに戻れることが分かった
- 自分を癒すいい期間になった(アダルトチルドレン)
現代人は常に「やらなきゃ」思考で作られています。
将来楽しむために、今日の楽しみを保留しまくり、生きています。
だから、「楽しい」という感覚を忘れていきます。そしていつしか「何のために生きているのかわからない」という状態に…。
楽しみを保留したツケは必ず後からやってきます。
今まで頑張りすぎていた自分。我慢してきた自分。「すべき」で固めてきた自分。いったん、手放してみませんか?
今あなたが本能レベルで「やりたい」と思ってること、解放してやっちゃいませんか。
きっと無駄にはならないし、学ぶものが見えてくると思いますよ。
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