何かに悩んでいるんだけど、それがなんなのかさっぱりわからない・・・
いつまでもぐるぐる考えちゃう・・・
そんなことってありますよね。
ただ、問題を解決するには、どういうことに対して悩んでいるか、具体的に明らかにしていかないといけません。だって、問題が分からなかったら手の打ちようがないですからねー。。
そこで、まずあなたが一番にやるべきことは、「悩みの明確化のためのステップを踏む」ことです。
もっというと部屋を片付けてください!ってこと。そこから始まるので。
一体自分は何に悩んでいるのだ?

さて、あなたは何について悩んでいるのでしょう。
アドラー心理学によると、人の悩みの全ては「人間関係」なのだと言います。
「お金が足りないから欲しい」というものでも、結局は「会社に行って給料を稼がなきゃ」となり、人間関係が発生しますしね。
でも、そういう具体的な悩みではなく・・・漠然とした悩みを抱えている方だっていますよね。「何が悩みなの?」と聞かれると、分からないし答えられないのです。だから、余計に悩むんですよね。
人は無意識に悩みを作り出している
人は無意識的に悩みを、日常で作り出していると思います。
例えば、毎朝、洋服を着替えるときに「どれを着よう?」と悩んだりしますよね。洋服でなくても、今晩何を食べようとか、まだあれメルカリに出品してなかったなとか、本当にいろいろなことを考えて、「まだ決まっていないこと」に対してすごく悩んだりしているわけです。
スバリ悩みはこれ!と言えない人は、こういう小さなタスクや、無意識的な「こうしたい。ああしたい」という欲求などが溜まりに溜まって、でも消化できていなかったりするのではないでしょうか?
悩みを具体化する簡単な方法
じゃあどうしたらいい?ということなんですが、私はまず「部屋の片付け」から勧めます。
理由は、一番それが簡単だからです。
先ほど書いたように、小さなタスクや無意識的な欲求などは、今のあなたには少しハードルが高くなってしまっているのかもしれません。誰にでもできる簡単なことなのに手がつけられないというのは、実は意志力とかではなく、「無意識的な疲労」が溜まっているからです。
片付けには2つメリットがあります。
- 体を動かすのですっきりし、行動力が上がる
- 部屋がすっきりすれば視覚的情報が減り、脳がクリアになる
人間は、視覚によって入ってくる情報が約80%。なので、部屋のものを片付けてすっきりさせるだけでも、無意識的な脳の疲労が減らせます。
不思議なのですが、脳疲労が減ると悩んでいたことがスイスイ進んで片付いていったりとか、そもそも悩んでいなかったんだな!ってことがわかったりします。
また、自分を見つめる時間が増えれば、「実は自分ってこれが嫌なんじゃないか・・」ということも分かったりします。
まとめ
人は何について悩んでいるか分からない状態になったりする。その原因は、小さな無数のタスクや、「ああしたい、こうしたい」という未消化の欲求が溜まりに溜まってしまって、脳内がカオス状態だと言える。
この脳内のカオス状態(モヤモヤ感)を消すには、部屋の片付けをお勧めする。部屋の片付けには、実際に体を動かすことで行動力をアップしたり、視覚から入る情報を減らしたりするメリットがある。
脳内カオスが解消されれば、小さなタスクを片付ける気力が湧いたり、欲求がそもそも「したいことではなかった」と気付けたり、あなたが本当に悩んでいることを浮き彫りにさせてくれたりする。
ちなみに、脳内をすっきりさせるという意味では、「ブレインダンプ」と呼ばれる、ノートに今思っていることを全て書き出す、という技もあるが、こちらは部屋の片付けのように物理的な効果を得られない(物が減らない、体をうごかさない」ため、まずはやっぱり部屋の片付けを最優先にすることをお勧めする。
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