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【あなたはおかしくない】母親を気持ち悪いと思ってしまう理由と、対処法【罪悪感いらない】

なんか母親が気持ち悪いんだよね・・・・

こんなふうに感じることはありませんか?

母親が気持ち悪いと思ってしまう一番の理由は、母親があなたの境界線に踏み込みすぎだから、です。

だから、あなたが「こんな子供で悪いだろうか」などという罪悪感を抱えることはいっさいなくて良いんです。

むしろ、正常な危機感知能力が働いている証拠ですので、「自分はマトモなんだ」と思うようにしてくださいね。

HIIROO(mi)

実際に「気持ち悪いな」と思ってしまう母親を持つ娘の立場から、気持ち悪いと思う理由とその対処法をお話ししていきます。
母親を気持ち悪いと思ってしまうのは、あなただけじゃないですよ。
だから、一人で悩まないでね!!

目次

母親を気持ち悪いと思ってしまう理由

母親のことを気持ち悪く感じてしまう理由は、主に4つあります。

  • 共依存や支配、コントロールによる
  • 子供を「親や配偶者」のように見ている
  • 子供に自分を同一化している
  • 母親らしくない・子供っぽい

それぞれ説明していきますね。

共依存や支配、コントロールによる

母親のことを気持ち悪く感じてしまう理由の1つに、母親からの支配やコントロールによるものがあります。

子供の人生に執着して、過干渉をしてきたり、ベタベタとくっついてきたり…まるで子供の人生は、自分の人生の延長線上にあると信じていそうです。

  • 子供の人生は自分のものだ
  • だから子供には何を言ってもやってもいい
  • 子供は親を見捨てないだろう、嫌わないだろう

また、母親と子供で共依存してしまっている場合もありますね。

共依存をしていると、母親との距離感が異様に近すぎることがあります。

その場合、母親は子供の境界線にやすやすと侵入し、引っ掻き回していきます。

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例えば、娘夫婦の事情に介入したりね。
うちの母親は実際に、私の夫と勝手に連絡先を交換していましたよ。私の夫はあなたの夫じゃないよ?!って思った。ゾッとしました。

子供を「親や配偶者」のように見ている

子供に甘える親もいます。それが気持ち悪いと思うこともありますね。

ありとあらゆる手を使って、子供の気を引こうとしてきます。それはまるで、お母さんに構ってほしい子供のようなんです。

どちらが子供か分かりません。

子供に自分を同一化している

子供に自己同一化している母親は、子供の真似をしたりします。

  • いうこと・やること
  • 持ち物
  • ヘアスタイル
  • 人間関係や生き方
  • 好きなもの

こういったものを、ナチュラルに真似てきます。

なんか気持ち悪いですよね。親子とはいえ歳もかなり離れていますし。

それに、頻繁に真似をされれば「自分の人生を乗っ取られている感覚」にもおちいります。

人の真似をして、なんの罪悪感も持たない場合は、「自己愛性パーソナリティ障害」という病気の可能性が高いです。その場合はこちらの記事もご覧ください。

母親が子供に同一化していると、物理的な距離感も近かったりします。

一緒にお風呂に入りたがったり、無断で体に触ったり、裸をみたがったりする親には注意しましょう。

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母親に下ネタを話されたり、夫婦の性生活などについて聞かれるのも気持ち悪いですね。
母親と性的な話をするのは私的に超気持ち悪いです。

母親らしくない・子供っぽい

母親のことを気持ち悪く思ってしまう理由の最後に、母親らしくない・子供っぽいというものがあります。

理想の母親像はいつだって「優しく、温かで、包み込んでくれる慈悲さを持ち合わせる人」ですよね。

でもそんな理想の母親と、現実の母親は全く違う。むしろ、母親ってよりも子供っぽい。

感情をコントロールできずに喚き散らしたり、メソメソしていたり…

心理学を勉強する私たち子どもにとって、母親はちっとも成長しようとしません。むしろ歳を重ねるたびに子供っぽくなっていくように見えてしまうのです。(実際そうかも)

そういった母親を見ると、「なんだか気持ち悪い」と思ってしまうのも無理ありません。

母親が気持ち悪いと思ったら?その対処法

母親が気持ち悪いと思った時の対処法をお話ししていきます。

  • とにかく自立する(これが一番最強!)
  • 必要最低限の連絡にとどめる(返信しない、電話かけない)
  • 話す時は第三者を交える
  • 自分の意思を伝える
  • 部屋の鍵をかける

これ以上、踏み込まれないようにしていきましょう!

とにかく自立する

母親が気持ち悪いと思ってしまう理由に、「母親からの踏み込みがある」と書きましたね。

これの対処法は・・・とにかく自立すること!なんです。

母親が気持ち悪いと思う人のほとんどは、母親から離れられなかったり、実家暮らししているのではないでしょうか?

それを責めるつもりはありませんが、気持ち悪さ解消のためにも「自立」がおすすめです。

必要最低限の連絡にとどめる

一人暮らししても、結婚しても、とにかく母親からの連絡が激しいと感じる人もいますよね。

これを機に母親との連絡頻度を見直していきましょう。

「連絡」というのは「ホウレンソウ」と言ったりもしますね。報告・連絡・相談です。しかしいくら親とはいえ、成人している子供にホウレンソウが義務付けられているわけではありません。

ましてや、聞いてもいない日記的なものを送りつけてきたり、子供をカウンセラー代わりに使う「愚痴」も、聞く必要は全くありません。

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ホウレンソウはいらない!事後報告でもいいし報告も別にしなくていい。
あなたが心から「相談したいな」と思った時だけすれば良いんです。
簡単に返信してしまうと母親は味を占めてどんどん連絡してきますので、
「必要で大事な連絡しか返さない」くらいにまで、連絡頻度を下げてしまいましょう。

話す時は第三者を交える

母親と二人きりになると、あなたに依存する母親は距離を詰めてくると思います。

なので、できれば第三者を交えて会話したり会ったりするのが良いですね。

いきなりアパートに押しかけてきた。という強者の母親も世の中にはいるらしいです。その場合、「今家の中に友達がいる」などと言って追い返すのがベター。

二人きりになるとベタベタしたり甘えてきたり、体にくっついてきたりして「気持ち悪い」と感じてしまうかもしれないので、気をつけましょう。

自分の意思を伝える

母親は、あなたが「私のことを気持ち悪いと思っている」なんて微塵も思っていないはずです。

「お母さん気持ち悪いよ」と正面から言える人は、そもそもお母さんを気持ち悪いと感じない性格の持ち主のはず。

なので、「あんまりくっつかれると嫌なんだけど」「パーソナルスペースって知ってる?」などと言ってみましょう。

パーソナルスペース:人との物理的境界線のこと。他人同士では1メートルくらい離れているのが理想で、恋人同士だと45cm以内まで近寄ったりします。

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他にも、「自分の人生だから自分で決めるから大丈夫だよ」とニッコリ言いながら、心では「あんたのやってることは踏み込みすぎなんだよ、ケッ!」と思うのも自由ですよ。笑

部屋の鍵をかける

母親が気持ち悪いと思う理由に、部屋に勝手に入ってきたり、詮索したりする場合があります。

その場合は思い切って部屋の鍵を閉めちゃいましょう。「集中したいから」と遠回しに言うのも良いですが、「何度言っても勝手に入ってこられるのが嫌なのよ」とビシッと灸を据えても良いですね。

私の場合は、母親がドアをノックせずにいきなり入ってくる、勝手に部屋に入る、部屋のものをジロジロ見る、洗面所で裸になっていてもしれ〜っと入ってくる・・・・ということが本当に気持ち悪くて、それからは鍵をかけるようになりました。

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最初は慣れないせいか、鍵をかけているのを知っているのにガチャガチャ開ける音がして、恐怖におののいたことがあります。(マジで怖かったよ!)

悪気なくやっていることが一番の悪気だったりするので、相手を変えるよりこちらが対策していくしかありません。

母親が気持ち悪いと思うのは正常な危機感知能力が働いている証拠である

母親がキモい・・・でもこんなふうに思ってしまうなんて、ひどい子供だろうか?

こんなふうに思ってしまうのも仕方ありません。だって家族ですからね。

でも、あなたが母親を気持ち悪いと思うのは、「危機感知」という能力がきちんと働いている証拠なのです。

少し性的な話になってしまい恐縮ですが、人の遺伝子はなるべく遠い遺伝子同士で繋がるようにできています。

そのため、家族同士で魅力が感じられないのは当たり前のことですよね。(どんなに美形の兄弟がいたとしても、遺伝子を残したいとは思えない)

遠い遺伝子を残すためには、親は子離れし、子供は親離れする。そうして巣立ちし、新しい遺伝子と出会うことが重要なんです。

ですから、母親との距離があまりに近すぎる場合は、人間的(動物的)本能が「違うよ」と教えてくれているんです。

動物界では、巣立ちできない子供はいません。交尾に失敗し遺伝子を残せない動物はいますが、それでも巣立ちは必ずしています。

人間だけが、本能を無視し、理性で我慢することによって親といつまでもいることができるのです。

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巣立ちや親離れ、子離れは近親相姦を避けるためでもあります。

しかし人間は賢いので、「相互依存」という人間関係を築くことができます(自立している者同士が助け合うこと)

共依存やベタベタした執着ではなく、親と相互依存の仲ができると良い関係が築けます。

しかし、それができない親もいますので、その時は悲しいけど諦めましょうね。あなたはあなたの人生を歩んで良いのですから。

まとめ

今回は「母親が気持ち悪い」をテーマにお話ししました。

母親との距離が近すぎる時、子供は「なんかお母さん気持ち悪い」と思ってしまうのです。

母親が気持ち悪いの理由
  • 共依存や支配、コントロールによる
  • 子供を「親や配偶者」のように見ている
  • 子供に自分を同一化している
  • 母親らしくない・子供っぽい

母親のことが気持ち悪い、と思ってしまう自分を責める必要は全くありません。

母親が気持ち悪いの対処法
  • とにかく自立する(これが一番最強!)
  • 必要最低限の連絡にとどめる(返信しない、電話かけない)
  • 話す時は第三者を交える
  • 自分の意思を伝える
  • 部屋の鍵をかける

できれば「母親離れ」し、物理的にも精神的にも距離を置きたいですね。

一緒に自立できるように目指していきましょ〜ね。

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