「好きなことを仕事にしよう!」
ってここ最近、誰もが聞いたことがあるのではないでしょうか。
仕事って人間関係のトラブルが一番多いです。だから、「好きなことを仕事にして稼ぐ」ってワードがもう幸せそのものって感じがしますよね。
気の合う仲間のみで(なんなら自分一人でもいいし)、自分の好きなジャンルで、好きな時間に、好きなタイミングで、好きな金額を設定して…
幸せすぎだろ!!!(号泣)
私も信じてました。
とにかく雇われ仕事が苦手な人間でして…
人間関係がうまくいかないんです。
だから自分で稼げたら最高だなって思ってます。
ただ、「好きなことで稼ぐ」ことについて、自分なりに勘違いしていたことがあります。
それは・・・・、
どのくらいの期間で稼げるようになるのか?という疑問を抱いたことです。
どうしたら好きなことを仕事にできるか…を何年もウンウン唸って考えてきてしまった私が、出した答えです。
ようやく腑に落ちてスッキリしました(泣)✨
「好きなことで稼ぐ」って、初期のうちにそれ考えちゃうと罠だなって思った。結果的に間違いじゃないし目的にしても良いけど、まず考えるべきは「好きなことに投資できる時間と余力」を確保すること。発信すること。
https://x.com/hiro_tebanasou/status/1849627615054922113
最初から好きなことで稼ぐをアテにすると罠にハマる。
好きなことで稼ぐにはどのくらいの期間がかかる?
好きなことで稼ぎたいんだけど、どのくらいの期間がかかるもんなの?と疑問に思う方は少なくないでしょう。
結論から言わせていただくと、
好きなことで稼ぐということに対して、どのくらいの期間がかかるかという疑問を抱くということがそもそもの間違いである。ということです。
「好きなことで稼ぐ」ことについて数年調べ上げた結果、
- 好きなことで稼げます
- 好きなことで稼いではならない
という2つのワードがあるということに気がつきました。これについて少しお話していきます。
好きなことで稼げます、は真実?
結論から言うと、好きなことで稼げますは「真実」でした。
理由は、好きなことで稼いでいる人が本当にいるのを知ったからです。
その人がどのくらいそれが好きで、それを収益化しているのもきちんと見ています。
好きなことで稼いではならない
でも反対に、「好きなことで稼いではならない」という声も聞くのです。なぜでしょう?
その意味は2つあります。
- 好きなことを見つける時、稼げるかどうかで考えてはならない
- 好きなことを最初から「稼ぐアテ」にしてはならない
今回はこの2番に着目していきます。(まさに私がハマってた罠だったからです…)
好きなことを最初から「稼ぐアテ」にしてはならない理由
好きなことで稼ごう!と思った時、まずやったことは好きなことについて発信し始めたことでした。
私の場合はこのブログがそうです。
「手放す」ということについて長年考えてきたし、その概念も好きなんです。
しかし、ブログを40記事を書いてもほぼ全く読まれない。Twitterも見られない。
そんな日々が続く中で、「一体いつになったら収益化できるんだろう」と不安が頭をよぎり始めました。
役に立つ情報を無償でギブしよう!とか、GIVE&TAKE(与える人こそが成功する)という本も読んでいて、とにかくギブするしかないとは分かっていても、やっぱり不安が拭えなかったのです。
その理由の一つに、「稼ぐことで解決したいこと」があったからなんですね。
私の場合は、一人暮らしをしたかったんです。
元々一人が好きということもありましたが、何より自立できていない自分に嫌気がさしたこと、それから毒親の過干渉も少なからずあったので、それから逃げたいという気持ちもありました。
それがプレッシャーとなり、「早く稼ぎたい」というものに繋がってしまったのです。
そもそも「好き」の定義は、稼ぎにならなくてもいいと思えること
そもそも「好き」というのは、そこに金銭が発生しなくてもやり続けたいというものです。
でもそこに「好きなことで稼ぐ」という「稼ぐ」のキーワードを入れてしまうと、途端に人は「いつ稼げるだろう」というふうに趣旨がズレていきます。
これが罠だったのです。
好きなことで稼いでいる人が口を揃えて、「お金にならなくてもやりたいことは?」「もし今あなたにお金の不安がなかった時、したいことは何?」と聞くのは、本質を捉えていたんですよね。
「好きなことで稼いでる」と聞くとつい、好きなこと=稼げるもの、というふうに一緒にしてしまいます。
しかも、実際に好きなことで稼げるということも間違っていません。だから厄介なんです。
好きなことで稼ぐことは最終的には可能だが、それを目的にしてはならない。
これを頭に叩き込んでおくと良いと思います。
好きなことで稼ぐには、それ以外で時間と気力の確保をすること
私は一人暮らしをするために、「好きなことで稼ぐ」ことを達成しようと思っていました。
でも、好きなことは好きなこととして、稼ぐこととは切り離して考える必要があるんです。
好きなことをして稼いでる人を見ると、あたかも最初からそうやって稼いでるように見えてしまいます。
けれど、好きなことで稼ぐを達成した人はみんな、好きと稼ぐことを切り離し、それ以外での生活の基盤があったのですよね。
生活基盤は、「好きなことをできる余白が残っている」ことが最低条件です。
好きなことを発信し続けるには好きなことをやる時間と気力が必要なので、それすらも確保できていないようであれば、まずそれを確保する必要があります。
具体的には、「ミニマムライフコスト」を下げて、労働時間を少なくするという選択肢があります。
場合によってはもっと負担の少ない職場に転職する、家事をロボットにさせたり外注化するなどの策もありますね。
私はミニマムライフコストを月10万円くらいにまで下げました。
その結果、好きなことをやる時間と気力が生まれています。
好きなことで稼ぐ=罠の理由
ここまでの情報をまとめると、
- 好きなことで稼ぐ=間違いではない
- 好きなことはどのくらいしたら稼げるようになるのか?=そもそもそれが愚問
- 好きなことをするために、時間と気力を増やすことが先決
- 稼ぐために「好きなこと」をしようとするのが間違い
- 好きなことをできる環境をまずは作り、好きなことを発信した結果が「稼げた」。
ということです。
私は、稼ぎたいがために「好きなこと」を手段として使ってしまい、「どう稼げばいいか」「どのくらいで結果が出るか」という不安ばかりがつきまとっていました。
そうではなく、好きなことをするために生活し、その好きなことを「好きだから周りにも伝えたい」と思うエネルギーが必要なんですよね。
「稼ぐために好きなことを発信」ではなく、「好きだから好きなことを発信」することで、稼ぐに繋がっていくイメージです。
いつになったら稼げるの?どうやって稼いだらいい?
という不安が常につきまとっている人は、好きなこと=稼ぐ手段として考えてしまっているでしょう。
そんなに早く稼がなきゃいけない理由はなぜですか?まずはそこを考えてみてください。
他に稼ぐ手段をまずは持ち、好きなことをする時間と気力を確保することで、解決できるはずです。
好きなことをのびのび楽しめることが大事なんです。
まとめ
好きなことで稼ぐ、ということを文字通りしてしまうと、「いつになったら稼げる」「どうやって稼いだらいい」という不安に常に付き纏われることになる。
稼ぐ手段ばかりノウハウコレクターしていたり、「どのくらいの期間で稼げたか」を検索して答えを探しまくっている人は要注意です。
- 稼ぐことを目的に、「好きなこと」を使う=好きなことで稼げない人
- 好きなことを好きなこととして発信し続けた結果、稼げた=好きなことで稼げる人
なので、「好きなことで稼ぐためにはどのくらいの期間がかかるんだろうか?」と考えている時点で、稼ぐという目的を「好きなこと」という手段で埋めようとしているということ。
あなたが急いで稼ぎたい理由はなんですか?考えてみましょう。(私は一人暮らしがしたいから、でしたw)
自分らしく生きていくためには好きなことを収益化はするべきですが、「好きなこと」を収入のアテにしないような生活基盤をまずは作り、好きなことを楽しみながらそれを発信していけば、結果的に稼げるようになるのだと思います。
「好きなことで稼ぐ」って、
https://x.com/hiro_tebanasou/status/1849658322267537915
稼げない期間をいかに乗り越えるかが大事じゃない?
稼げない期間中に好きなことを嫌いにならないようにする。好きなことをできる時間と気力を確保する。
稼ぐために好きなことをしようとすると、上手くいかない。
好きなことをやってたら稼げたという結果論がやっぱ正解。
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