ミニマリスト歴10年です
ミニマリスト、めっちゃ楽しいです。最高。なってよかったです。
ミニマリストと聞くと、「物を持てないし苦行じゃない?」「買い物が楽しいのに信じられない」と思われることも多々あります。
けど、周りが何と言おうと、私はミニマリストでよかったし、むしろ30代に突入してからほんとーーに恩恵を感じています。
ミニマリストの何が最高なのか?
私は文字通りの”ミニマリスト”になることは望んでません。
つまり、ミニマリストがゴールなのではなく、手段として使っているということです。
では、ミニマリストの何が良いんでしょうか。
- ものが減ってすっきりする
- 掃除や物のメンテナンスの時間短縮
- 物を買わないので出費が少ない
- 流行とかに惑わされない
ものが減ってすっきりする
部屋から物が減ると、視界がクリアになります。それだけで脳疲労も減ります。(人間の情報は視覚から入るのが80%)
それだけでなく、
「今日どの服を着て、何の化粧品を使って、どの本を読んで、何を食べて、どのネットニュースを見て、どんな手段であそこに行こうか」みたいな、ごちゃごちゃした情報が一気に減ります。
選択肢が減る=快適になる
という恩恵が大きいですね。脳みそクリアは最高です。
掃除や物のメンテナンスの時間短縮
小物をいっぱい持って飾っているときは、とにかく掃除が大変でした。
家電製品などもそうです。フィルターの清掃や、壊れた時の買い替え候補リサーチ。
ある時、物や家電製品で「時短をする」ということに疑問を持ち、それら全てをやめてみたら、驚くほどスッキリしました。
使うことが当たり前だと思っていたものが、なくても大丈夫。むしろ、ないことで余計な時間も気力もとられないですむ・・・と気づいたときの衝撃はないですね。
私は鍋で炊飯できることを知ってから、炊飯器なし。あの蓋のドロドロとか気にしないでいいし、鍋ならまるっと洗えるから気持ちいい。
物を買わない=出費が少ない
私は働くのが大嫌いです。実際には、人間関係がすごく嫌なのですが。
聞きたくもない雑談を聞いたり、上手な雑談ができないと「変な人」認定されて、裏でヒソヒソされたりとか。そういう低レベルな関係にうんざりしています。
日本は特にそうですよね。協調性がないと、叩かれる。
淡々と仕事をすることに抵抗はないですが、それ以上に人間関係が大変です。
過去には広告に惑わされ、物欲も凄かったので、たくさん買ってたくさん働いて消耗して・・・という負のループが見事に出来上がっており、資本主義の奴隷と化してました。
けれどミニマリストになってから、欲しくない、買わなくていい、だから余計に働かなくて良い、という最高のループが出来上がりました。
もうね、これだけで最高!!楽すぎる!!安心だしホッとする。
流行とかに惑わされない
資本主義の中で生きていると、「なんか買わなきゃ」「やらなきゃ」という気にさせられます。
それだけマーケティングってすごいんですよね。
誰かのツイートにもあったけど
- 脱毛しろ(脱毛の広告)
- 借金しろ(カードローンやリボの広告)
- 12億円当てろ(宝くじの広告)
- 英語話せ(英語学習の広告)
- プログラミングやれ(プログラミングの広告)
- 酒のめ(お酒の広告)
世の中って、こんな感じですよね。
なぜこういう広告を出すの?と考えたことがあるでしょうか。正解は、儲かるからです。
そもそも脱毛する必要がない。けれど、その必要性を資本主義が作り出す。「脱毛してない人やべーよな」というふうに。そのやべーやつになりたくなくて、私たちは必死に働き、脱毛のためにお金を落とします。
話はそれましたが・・
ミニマリストって自分が何がほしいかは自分基準だし、そもそも多くの物を必要としないから、物欲の軸がぶれないんです。
「流行ってるからどうした?」って感じです。最高です。
物が主役はおかしい
それまで「物」が私の人生の主役でした。
資本主義に飲まれている人の主役はいつだって「物」です。
- 人より多くの良いものを持っていたら勝ち
っていう勝ち負けの関係も作り出すし、たったそんなちっぽけな概念のために、仕事をして、自分の体力、気力、時間を捧げています。
人生=物 ってなんか寂しくないですか?
ってことは、その物が買えなくなった自分には価値がないということになりますね。
じゃあ定年して働けなくなったら、その人の価値は0パーセント。
そんなことで人生決まっちゃっていいの?違うだろ。
ミニマリストで主役は自分になれる
ミニマリストになれば、人生の主役はいつだって自分です。
物を買ったり、持ったり、どんな仕事をしている、とかそういうもので自分の価値を決めなくなります。
その時、初めて「自分の人生って何だろう?」と深く考えるキッカケもできて、
今では自己研究歴が5年目になりました。
ミニマリストは私の人生において、めちゃくちゃ貴重なキッカケとなってくれました。
自分を知る気力と時間の復活
ミニマリストになるとあらゆることが時短になり、気力の回復もできるので、「自分を知る」機会も増えます。
あれがほしい!これがほしい!と言った欲望から、自分は何がしたい?自分は何が好き?という、フォーカスの軸が変わるのです。
人生を変えるためには自分と向き合う必要が必ずあるのですが、資本主義の中で生きていると、広告に惑わされ、「物欲」との戦いになるので、気が散って不可能です。
なのでまず先に、物欲を抑える必要がある。そのためのミニマリストという手段を使いましょう。
まとめ
ミニマリストは人生を変える手段!ゴールじゃないよ。
人々は広告に惑わされ、操作されて生きている。これに気づかないと、死ぬまで「物の奴隷」でいることになる。そのために自分の気力、労力、時間を削って生きていく。
「そもそも買う必要がない」ということに、目覚めていかねばならない。
私ちはもう物の奴隷じゃない!物は便利に使ってなんぼ。物に使われたらおしまい。
人より良いもの、高いものを使っているという基準は何の役にも立たないどころか、逆に「持てなくなったら自分に価値なし」というセルフレッテルを貼ることにもなる。
自分の価値は自分で決めることができる。物に操作される人生はもうおしまいにしよう。
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