「なぜ自分はこんなにも行動力がないのだろう・・・」と悩んでいた時期がありました。
けど、自分研究を重ねるにつれ、わかったことがあります。
それは、「行動力がない」のではなく、行動力を制限されていたから「行動力がない」と思わされているのではないか、ということです。
行動力は確かにあった
はあ、自分行動力なさすぎ。ずっと頭で考えて、実際に行動に移せない。
いつまでこんなことが続くんだろう?
私はこのように考えていました。
でもある日、自分研究を重ねる中でふと思ったことがあるのです。
私ってせっかちな性格で、欲しいとかやりたい!と思ったらその日に行動してたよな・・・
あと、「今度やってみるね」「次の機会にでも」って話す友人に、めっちゃイライラしてたことがあるな・・・
- 自分はせっかちな性格だ
- 欲しい!やりたい!と思ったことには即行動していた
- 「今度やる」と先延ばしする友人にイラついてた
ということが分かりました。
となると、自分は行動力はないと思っていたのに、実はそうではなかったと仮説が立てられます。
ではなぜ、行動力がないと思い込んでいたのでしょうか?
行動力がないと思わされてきたから
人の思考や行動力は、親から言われた言葉、してもらったことに対して大きな影響を受けます。
人は誰でも親から育つからです。
私は何かやりたいことがある時、親からこんな言葉を言われてきました。
そんなことしてどうするの
否定的な言葉でした。
今なら分かるのですが、親も私のことが理解できなかったんですよね。どう答えていいか分からないから、向き合うのをやめて逃げたんです。
相手を否定したり責めたりすることで、コミュニケーションを取ってきた。
つまり、「そんなこと聞かれても分からない」という感情を、「そんなことしてどうするの(意味ないでしょ)」というふうに捻じ曲げて否定することで、「自分は上手く回答した」と思い込んでいたのでしょうね。
親も未熟な人間だったので仕方ないですが、
「私たちにも分からない。けど一緒に考えてみようか」と素直に言ってくれるのが、結果的に子供のためになる気がしますね。
当然、やりたいことや好きなことをやってみたい、という気持ちを話すたびに否定されてきたわけなので、
自分には不可能なんだな・・・・・
という思いが染み付きます。
それが行動力がない、と思ってきた原因なのではないか。
メンタルブロックみたいなものを作られちゃった、ってことなんです。
本当は行動力がある人、いっぱいいる説
私は自分にとってワクワクして楽しいことなら今すぐにでもやってみたい
筆者はせっかちな性格です。欲しいと思ったものは、近所に売っていないかリサーチしてすぐに買いに行きます。
引きこもり体質で内向的なのに、新型のiPhoneを渋谷に早朝5時に並びに行ったとか、iPadを買いに恵比寿の店舗まで行ったこともあります。
もし今、「どこどこの島に空き家があるんですけど、1年間無料で貸し出すんで住んでみませんか?」と言われたら、今日これからすぐにでも身支度して、出航する自信があります。
そのくらい、本当は私って狂ってるんです。😛
だって、楽しそうだから。面白そうだから。
だけど今までの私って、そういうことを否定されてきた。親とか友人に、「そんなことしてどうするの」「何の意味があるの」「今じゃなくてもいいんじゃない」「いい歳して痛い奴」など。
「やってみたらいいじゃん」っていう声は聞いたことがありませんでした。
そんな状況の中で、「行動力がない」って当たり前のことだと思いませんか?
誰でもやる気無くすよ。
結局人のせい?本当にやりたかったら誰になんと言われようとやるのでは?と思われるかもしれない。でもそれって嘘。
子供の頃からそういうふうに言われ続けてきたらメンタルブロックが作られても何ら不思議じゃないし、
やっぱり、人から「いいね!やってみたら?」と言われるのは本当に大きな勇気になるからです。
まとめ
人は本来誰でも、ワクワクすることになら行動力が自然とわくもの。
しかし、親や友人という人たちによって「それやって意味があるの」「いい歳して」などと否定され続けてきた結果、できない・やらないというメンタルブロックができてしまった。
親や友人はあなたが本当にできるかできないかをジャッジしていたのではなく、本人の都合を押し付けているだけに過ぎない。例えば、「どう答えていいか分からないから否定しておこう」「私より先にで抜かれたら嫌だから先延ばしさせよう」というものだ。
これらは無意識化で言ってきている場合が多く、それがどんなに脚を引っ張る行為かということも、本人は気づいていない。
こういうメンタルブロックを作られてしまうと、自分は行動力のない奴とセルフレッテルを貼ってしまう。
ぜひこのメンタルブロックを外し、自分の好きな分野で行動力を発揮していこう!
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