幼少期から親の機嫌を取ってきて、大人になった今、生きづらさを感じている人向けに書いた記事です。
親の機嫌とりを手放すことができると、下記のメリットを感じられるようになります!
- 心が軽くなって開放感に溢れる
- 行動力がアップする
- 責任感が芽生え人生の充実度がアップする
親の機嫌を取るということ
親の機嫌を取っている子供の立場。あると思います。
親が精神的に未熟だと、子供である私たちはすご〜く気を使います。例えば下記のようなことをしていませんか?
- 親の愚痴を聞かされる
- 親の不機嫌を察してあげる
- 親の可哀想アピールに気を遣う
- 親の機嫌を損ねないような態度をとる
精神的に成熟された大人であれば、自分たちの機嫌は自分たちで取っているはずです。けれども、精神的に未熟な親は、それができません。
そのため、「自分の機嫌を周りに取ってもらう」ということをしているのです。しかしこれは、身近で親しい相手にしか行われません。
その対象となるのは、子供が多いです。子供は身近で親しく、最もコントロールしやすい存在だからです。
親の機嫌を取らされた子供は生きづらさを抱える
親が子供に機嫌を取らせることを、「親子の立場逆転」と言います。
普通なら、子供が駄々をこねる。子供って、精神的にも、脳の構造的にも身体的にも、全てにおいて未熟なんです。
だから、その未熟さを大人がカバーするのが当たり前。
けれども、親子の立場逆転が起こっていると、それが反対になります。
子供が親の機嫌をとり、親がそれに甘えて、自分の機嫌を取らせる。
これがどんなにおかしい行為なのか。その証拠に、親の機嫌を取ってきた人は、大人になってから生きづらさを抱えます。
- 他人の顔色をすごく伺うようになる
- 他人からどう見られているかが気になる
- 自分の言いたい意見や主張を言えない
- 自分はなんのために生きているんだろうという虚無感がある
- 相手の不具合は全て自分のせいなのではないか?と思ってしまう
本当に、辛いことです・・・・・・
親の機嫌を取るのをやめた時に起こった変化
私は、とある時から親の機嫌を取ることを辞めました。
私も幼少期から大人になってからでも、親の機嫌を伺って生きてきたので、すごく生きづらさを抱えていました。
人の顔色を伺うのはもちろん、他人がピリピリしていたりすると「自分のせいなんじゃないか」と被害妄想してしまったり。自分が生きていると、他人に迷惑なんじゃないかと思っていました。
ところが、アダルトチルドレンのことや、アドラー心理学の「課題の分離」を深く学び、ようやく親の課題(親の機嫌)を手放すことができたのです。
親の機嫌とりを手放して起こった変化↓
心が軽い!開放感!
親の機嫌とりを手放して感じた一番の大きなことは、とにかく心が軽い!開放感ありすぎる!ってことでした。
世界が違って見えるのですよね。こんなに自由だったんだ、ということです。
こんに心が軽くなるのならもっと早くから気づきたかった、と思いましたね。
行動力がアップする
私は今まで行動力がなく、頭で悩んで疲れちゃうタイプでした。石橋を叩いて叩いてやっぱ渡らない!怖いもん!!って感じです。
ですが、親の機嫌とりを手放すことにより、やりたいことがスラスラできるようになってきました。
本来の自分って本当は、こうだったんだ、とも思いました。
親の機嫌を取ることに労力を使っていたのだから、予想以上に疲労が溜まっていたのだと思われます。自分のために行動できなかったのは、必然的でしたね。
責任感が芽生える
親の課題を手放した時に思ったことは、自分の責任って予想以上だなってことです。
今までって、親の機嫌を取っているから、自分の人生の責任も「仕方がないや」といった感じで、丸投げだったんですよね。
だけど、他人の課題を切り離すと、自分の課題に注目しなければならない。それが「責任」として重くのしかかってくるのですが、それと同時に「自分の人生を自分で歩いているな」という充実感もあります。
どうやって親の機嫌を取らないようにする?
- 自分がアダルトチルドレンだと認識する
- アドラー心理学の「課題の分離」を学ぶ
親の機嫌とりを手放すために必要なのは、上記の2つです。
自分がアダルトチルドレンだと認識する
親の機嫌を取っている人はアダルトチルドレンの可能性大です。
まずは自分がアダルトチルドレンなのかもしれない、ということを認知していきましょう。
「うちの親って変かも?」という違和感が大事なんです。
アドラー心理学の課題の分離を学ぶ
アドラー心理学の課題の分離を学びましょう。
簡単にいうとこの概念は、
あなたの問題はあなたの課題 / 他人の問題は他人の課題
というふうに割り切るというものです。
この考え方ができるようになると、親の機嫌が悪かろうとどうであろうと、それは親が選択しているものだから、私の問題じゃないな、というふうに分離することができます。
私は課題の分離だけ学んでも効果がなくて、アダルトチルドレンについて学び、認知し、ようやくアドラーの課題の分離と繋がって、実践することができました。
まとめ
親の機嫌とりを手放すと生きづらさを手放せ、自分の人生を責任を持って歩むことができる。それは充実感に満たされる。
親の機嫌とりを手放すには、アダルトチルドレンについて学び、認知することから始まる。アドラー心理学の課題の分離も学ぶ必要がある。
コメント