- 好きなことをやろう!
- やりたいことを見つけよう!
最近、こんな言葉をよく耳にします。でも、ある意味「呪い」の言葉だとも思いました。
なぜなら、好きなことがわからない…やりたいことが見つからない…という人にとって、なんの助けにもならない言葉だからです。
好きなことややりたいことを探すよりも、「嫌いなこと」や「やりたくないこと」を探した方が、結果的に好きなことややりたいことが見つかるのです。
この記事では、ミニマリスト歴、自分研究歴5年以上の私が、実際に嫌いなこと・やりたくないことをどう手放して変わったか、という体験談も交えながら、「嫌いなこと」「やりたくないこと」探しについてお話ししていきます。
好きなことわからない!やりたいことない!という人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
やりたくないことを手放していく方が好きなことを見つけるよりも簡単な理由
なぜ、好きなことややりたいことを探すより、嫌いなことややりたくないことを探す方が簡単なのでしょうか?
- ネガティビティバイアスが働いているから
- 「好きなことを探そう」がプレッシャーに感じるから
理由は上記の2つが挙げられます。それぞれ説明していきますね。
ネガティビティバイアスが働いているから
人間は、ポジティブな情報よりもネガティブな情報の方に目を向けやすい性質を持っています。
よく、昔失敗したことや恥をかいたことはよ〜く覚えているのに、褒められたことなどは思い出しにくかったり、
相手の欠点ばかり目につくのに、いいところは?と聞かれるとパッと答えられなかったりしませんか?
これもネガティビティバイアスが働いている証拠なんです。
「好きなことを探そう」がプレッシャーに感じるから
最近ネット上でも「好きなことをやろう!」「やりたいことを見つけよう!」といった情報が多く出回っているように感じます。
- 心から好きなことをやろう
- やりたいこと探しをやってみよう
- 生きがいやワクワクすることを見つけよう
というワード。モヤっとしませんか?
心から好きなこと…?やりたいこと?探す…?生きがい?ワクワク…?
そんなんわからんわーーーーーーーわからんから聞いてるんじゃーー!
…と、こんなふうに感じてしまうからです。笑
分からないことを問いかけられてもプレッシャーに感じるだけです。
先ほども書いた通り、人はネガティブ面の方が見つけやすいため、無理に好きなことややりたいことを見つけようとするよりも、嫌いなことややりたくないことに目を向けたほうが良いのです。
嫌いなこと・やりたくないことの見つけ方
嫌いなこと、やりたくないことって日常に散らばっています。
- イライラすること
- 頭に浮かんでしまう不安ごと
- ネット検索で調べている悩みごと
- 口癖のようにつぶやいてしまうネガティブワード
あなたがいつも「嫌だな〜」「やりたくないな〜」とか、ついつい悩んでしまうことはなんでしょうか?
イライラしたりモヤモヤしたり、めんどくさく思ったり…。普段やっている当たり前の行為でも、そういうことがあるのではないでしょうか。ぜひ思い返してみてください。
筆者の例
私が嫌なこと、やりたくないことは↓
実際に辞めたよ!!
生活のために働くの嫌 | ミニマムに暮らすことで低コスト化→労働時間の削減 |
---|---|
ホコリが嫌 | 物を極限まで減らし、ホコリが積らないようにする |
洗濯機・炊飯器のヌメり嫌 | 洗濯は手洗い、炊飯は鍋ですることでヌメりを回避 |
嫌なことややりたくないことってすぐに見つかるし、しかもその方法もわりと簡単に見つけやすいんです。
人は危機を回避する方が得意なんだなぁ、ということがしみじみと分かる体験でした。
これらを辞めてみて思ったのは…、とにかく身が軽い!こんなに生きるのって楽だったんだ!と思えたことが何よりの収穫でした。
嫌なこと・やりたくないことを手放す方法
嫌なこと・やりたくないことが見つかったら、それらを「辞めることができないか?」と考えてみましょう。
辞めるには勇気がいることもありますし、妥協しなくてはいけないこともあります。
そういう時は、「どっちの方がマシ?」と問いかけるようにしてみましょう。
例えば私の場合は…
- 生活のためにあくせく働くよりも、低コストで暮らす方が断然マシ
- 小物をたくさん飾ってオシャレを演出するよりも、何もないけど掃除が楽な方がマシ
- ボタンひとつで楽して家事するよりも、洗濯機や炊飯器のメンテナンスをしない方がマシ
…と、こんな感じで「辞めたら実は快適なんじゃない?」「やるのと辞めるのどっちがマシ?」というふうに問いかけています。
普段「やらなきゃ」と思っていたことでも、案外やらなくて良いことだったりしますし、辞めてみるとすごくスッキリすることがあります。
嫌なこと・やりたいことを手放すには…
それを辞めることができないか?やるのと辞めるのどっちがマシか?を考えてみよう
嫌なこと・やりたくないことを手放すと、好きなこと・やりたいことが見つかる
好きなことややりたいことを無理に探そうとしても、見つからない葛藤に悩まされてしまいます。それでは本末転倒ですよね。
嫌なこと・やりたくないことを手放していくことによって、脳と心に余裕ができます。
その余裕が、新しいことに興味を持ったり、チャレンジする気力につながったりするのです。
実際に私も嫌なことを辞めてから、あれやってみようかな、これやってみようかなという気力が湧き出しました!
このブログだったり、英語学習などなど…。過去の私だったら疲れていてそんなことすら考える余裕もなかったよ。
好きなことを見つける前にまず、嫌なこと・やりたくないこと探しから始めてみてください!
まとめ
本記事のまとめです。
- ネガティビティバイアスが働いているから
- 「好きなことを探そう」がプレッシャーに感じるから
人はポジティブなことよりもネガティブなことを探す方が得意!
- イライラすること
- 頭に浮かんでしまう不安ごと
- ネット検索で調べている悩みごと
- 口癖のようにつぶやいてしまうネガティブワード
日頃こんな悩みはないだろうか?
それを辞めることができないか?やるのと辞めるのどっちがマシか?を考えてみよう
足していく人生よりも、まず引いてみましょう!そこから始まることがたくさんあるはずです!!
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