生きづらさ・自分らしくなさを手放すための研究ブログ

自分を育て直してアダルトチルドレンを改善【育て直しプログラムあり】

私は精神的に大人になりきれてないの親元で育ってきた、アダルトチルドレンです。つまり、私の親もアダルトチルドレンだったのです。

アダルトチルドレンで育つと、20代くらいまでは気付きにくいようです。

しかし、30代くらいから自分の幼稚さに気づき始め、「自分ってアダルトチルドレンなのでは?」と疑問に思い始めることが認知のスタートです。(まさに私もそうでした)

アダルトチルドレンなのだと自分が気づいた時、一体どうすればいいのか?

結論は「アダルトチルドレンは自分を育て直す必要がある」ということです。

このページで、なぜアダルトチルドレンは自分を育てる必要があるのか、それは一体どうやって?というところをお伝えしていきます。

目次

アダルトチルドレンは30代で出る?

自分がアダルトチルドレンに気づくのが、30代からが多い理由をお話ししますね。

それは、20代くらいまではまだ友人も子供らしさを残した人が多く、結婚もまだだったり、飲み歩きで遊び呆けている人がいたり、と、そういう中で置いていかれる焦燥感がないからです。

しかし30代ともなると、周りも結婚したり子供を持ったり、家や車を買ったり、と急激に変化していきますよね。そこで、「自分ってなんでこんなに幼いんだろう?」と気づくところから、アダルトチルドレンなのでは?という認識が始まります。

HIRO

私も実際に30代になってから自分の幼稚さに気がつき、自分がアダルトチルドレンだったことに気がつき、衝撃でした!

筆者は、30代になるまで母親とベッタリのいわゆる母子密着のような感じでした。母親の判断がないと何もできない子供のようです。

とある時、仕事で学生と関わることがあり、そこで学生と話してみると「なんて大人っぽいんだ!」と思ったのが、アダルトチルドレンに気づくキッカケとなったと思います。

アダルトチルドレンが自分を育て直す必要性

アダルトチルドレンが自分を育て直す必要があるのは、そのままアダルトチルドレンを放置しても、今後の人生で「生きづらさ」を抱えながら生きることになってしまうからです。それってしんどいですよね。

アダルトチルドレンに目をつむって生きづらさを放置し、上手くいかない人生を送るよりは、ここで一度自分と向き合って、アダルトチルドレンを克服していったほうがいいと考えます。

そのほうが、急がば回れ的な感じで、今後の人生もうまくいきやすいのではないでしょうか。

アダルトチルドレンを克服するには、自分の子供っぽさをまず認知し、そこを「どう育て直していくか」が重要になってきます。

アダルトチルドレンの自分育て直しプログラム

自分がアダルトチルドレンと知ってしまった以上、自分を育て直す必要があると私は考えます。

そこで、どのように自分を育てていくか、こちらの4ステップでまとめたのでチェックしてみてください。

  • 認知する
  • 親からされて嫌だったことを書き出す
  • 自分の生きづらさと結びつけてみる
  • ロールモデルを探す

このプログラムは感情が湧き出るので、一人で行うと難しい場合があります。その時は無理せず専門(カウンセラー)に任せることも忘れないでください。

STEP
認知する

まずは自分がアダルトチルドレンだと認知することが大事です。

ここでは「違和感」を大事にしていきましょう。

例えば筆者の場合、親世代が集まるイベントで「ふてくされ」の症状(甘えみたいなの)が出た時、「どうして自分はこんなに子供っぽいんだろう」と思ったり、職場で学生と話したことがキッカケが気付きでした。

「自分ってちょっと子供っぽいだろうか?変じゃないかな?」「周りはどうしてこんな大人っぽいのだろう?」という、素朴な疑問だったり、違和感を大事にしてみてください。

STEP
親からされて嫌だったことを書き出す

次に、親からされて嫌だったことを(生まれてから今までの分)全てノートに書き出します。

といっても、思い出せないこともあると思います。逆に、忘れたくてもなんかふと思い出してしまうものもあると思います。

なかなか一日では書ききれないので、数日にわたって書く必要があります。

筆者の場合は、1週間くらい、まるでノートが「お恨み帳」のように文字でびっしりになるまで書き出し、その後はじょじょに思い出したことを「そういえば…」みたいな感じで書き出していきました。

STEP
今の自分の生きづらさを結びつけてみる

ノートに親のお恨みを書き殴ったら、今の自分の生きづらさと、どう関連しているか結びつけてみます。

大体が結びついていることにびっくりすると思います。

筆者の場合は、ピリピリした年上の女性と怒鳴る年上の男性が大嫌いでした。それは、幼少期に母親と父親がまさにその人物像にピッタリと当てはまるからでした。

また、母親にノートなどを覗き見されていたことから、人前で手帳やノートを開くことに抵抗があります。

こういうふうに、自分が今感じている生きづらさの裏に、過去に親から受けてきたよくない行為がなかったか、考えてみてください。

反抗期について
筆者はこの時点で、反抗期が強く出ました。なぜ、自分はこんなふうに育てられたのか。理不尽だ!と言いたくなるほど、苛立ちや苦しみが湧いてきて、親を責めたくなり、でもできないから余計に苦しみました。
それが「不機嫌」だったり「無視」、「冷たい態度をとる」などして、いわゆる反抗期として出てきました。
子供の頃我慢してた人ほど、思春期に反抗期がなく(実際にはないのではなく押し込められてきた)、この反抗期がなかったからこそ、生きづらさを抱えている原因にもなっていると思います。
反抗期が出ると余計子供っぽくなるので、自分を責めたくなりますが、必要な過程だと思って過ごしてください。

STEP
精神的に自立している人のロールモデルを探す

反抗期の超イライラ期を乗り越えると、心にちょっとした余裕が生まれます。この時に、人生のロールモデルを探してください。

ロールモデルは、あなたが「この人いいな!かっこいいな!大人だな!」と思う人です。

そういう人が、どういう生活をしているのか、どういう考え方をしているのか、リサーチしてみてください。

筆者の場合は、とある女性の起業家さんでした。その方はいつもニコニコしているけど、自分の考えをしっかり持っていて、怒る時は感情任せではなく、きちんと理由を添えて相手に伝えていました。

そこでようやく気づいたんです。私の親は感情任せに怒るばかりで、肝心の「何を伝えたいのか」がはっきりしなかったこと。だから自分も、怒れば伝わると勘違いして生きてきたこと。

ロールモデルは、いわば大人になった自分の「次なる親」です。今いる肉親から学んだ悪いところは消し去っていき、次なる親からいいところを新しく学んでいきましょう。

自分で自分を育て直すということ

私たち子供はみんな、親から育てられてきました。

しかし、親も精神的に未熟のまま親になることだってあるのです。

衣食住が整ってて、体や社会的ルールは覚え育ったとしても、肝心な精神が育たないので、生きづらさを抱えると思うんです。

そこで大人になった今、精神の育て直しが必要な時です。

子供の時に学べなかったことを学び、子供の時に出せなかった感情を出していく時です。

例えば、当ページの育て直しプログラムを行っていくと、「反抗期」が訪れるかと思います。子供の頃、親がヒステリックだったりして感情を押し殺してきた人ほど、この反抗期は強く出るでしょう。

今はインターネットでさまざまな情報にアクセスできます。これが本当にラッキーなことで、「さまざまな人の考え」に触れることにより、情緒が育ち、精神力が鍛えられるからです。

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ドラマや映画はさまざまな人々の体験を「擬似体験」として感じられるため、自分を育てるのにおすすめです。
親以外の大人の考え方、行動などを学んでいきましょう。

まとめ

アダルトチルドレンと気づくためには、自分の幼稚さをまず認知するところから始まる。

認知できたら、子供の自分を一から育てる覚悟で、「育て直し」の必要がある。この育て直しのステップを踏まないと、生きづらさを抱えたまま生きることになり、結果的に人生は改善しない。

自己の育て直しには「1認知」「2親から受けたことの書き出し」「3生きづらさを結びつける」「4ロールモデルを探す」という4つのステップが必要になる。

自分を育てなおせばアダルトチルドレンは改善されることになり、生きづらさをどんどん手放していける。

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