このページでは、人生を変えるために必要な3ステップ(気づく、手放す、見つける)について詳しく解説しています。
「人生を変えたい」と思っても、どうしたら良いか分からなかったり、何か大きなことをしなければならないと思ってしまいますよね。
そもそも現在、人生を変えたいと思っているのなら、きっと何かに悩んでいるはず。
そんな時に必要なのは、「嫌なこと(悩み)を手放しても、実はいいのかも?」という意識をすることから始まるんです。
人はみんな、悩みごとがある時「絶対にそれを手放すことはできない」という狭い視野になっています。
そんな時、この3ステップが役に立ちます。
- 気づく
- 手放す
- 見つける
「絶対無理」「絶対できない」「絶対辞められない」って、本当ですか?
あなたが思い込んでいるだけではないですか?
あなたは幸せになっていいのに。もっと楽しく生きるべきなのに。
意識を変えるだけで、人は変わっていけます。ぜひこの3ステップで、人生を改善する一歩を踏み締めてください。
【人生の変え方】気づき、手放し、見つけるの3ステップで改善する方法

人生を変えたい!と思った時、有効なステップを3つにまとめました。
- 気づく
- 手放す
- 見つける
いきなり自分探しの旅に出たり、セミナーなどで大金などを出したりするよりも、悩みから小さな気づきを見つけることから始めることができますよ。
ステップ①気づくこと

まず大事なのは、自分が何に悩んでいるか明確にすることです。
今悩んでいること、不安に思っていること、その事について考えると嫌になってくることを紙に書き出してみましょう。
- 例)仕事の人間関係が嫌。具体的にどんなところが嫌なんだろう?→パワハラな上司が、不機嫌や怒りを無差別に撒き散らすのが猛烈に嫌なんだよなあ
こんなふうに「人間関係」だけでなく、具体的にどんな人がどういう態度をするから嫌、というふうに書いていきましょう。
そして次に、そこから何か気づきがないか、色々な視点から見ていきましょう。
- パワハラ上司が嫌いというよりも、不機嫌や怒りを無差別に行う人が嫌いなのかも?
- 過去にそういう事例はなかっただろうか?→そういえばうちの父親がそういう人だったなあ
- もしかして親は毒親なのかもしれない。そして自分はアダルトチルドレンを抱えているのかもしれない
アダルトチルドレンを手放す必要がある、という解決法が見えてくる。
ステップ②手放すこと
ステップ1で自分にどういう悩みがあり、どういう気づきがあったのか確認できたら、その気づきを踏まえた上で悩みを手放していけないか考えてみましょう。
アダルトチルドレンを手放す必要がある
と思ったのであれば、アダルトチルドレンについて本やネットで知識を取り入れ学び、手放しに繋げます。
例えばですが、アダルトチルドレンに関しては手放し方は色々あるかと思います。
- アダルトチルドレンを克服するためのカウンセリングに通ってみる
- アダルトチルドレンを受け入れ、共存していく形で少しずつ手放していく
- そもそも無理にアダルトチルドレンを克服しようとせず、毒親と物理的に距離を置くことで冷静になる
どれか一つが正解とは限りません。
また、仕事の人間関係が嫌だったら、そもそも仕事を辞めるという選択肢があっても良いのです。
私たち人間は、「変わりたくない」という現状維持バイアスというものが働いています。だから悩みがあっても、「我慢するしかない」と思い込んでいました。
しかし、「嫌なことを手放していい」という意識を取り入れることが何より大事なんです。

「もしかしてやめてもいいんじゃないの?」っていう、選択肢を頭に取り込むことが、人生を好転させるステップに欠かせないのです。
嫌なことを辞めるのと逃げるの違いはこちらの記事を参照してください。
「嫌なことから逃げてるだけじゃない?」と自分を責めてしまわないでね。


ステップ③見つけること


ステップ1,2の気づき、手放すを行った後、「今まで自分がやってきたことってなんだったんだろう」というふうに、燃え尽きてしまうことがあります。
あんなに苦しかったことが手放せてしまうと、自分がやってきた今までのことが無駄だと思えてしまうからです。
そんな時、自分を何より肯定してあげてください。
できなかった自分より、「自分らしくないもの」を手放して、前に進もうとしている自分を誇ってください。
その時、「本当の自分」が見えてくることがあります。
- 本当は自分、こうしたかったんだな
- 本当の自分はこれが好きで、あれが嫌いなんだな
- 自分って実はこんな性格だったんだな!



手放して見つかることは、たくさんありますよ!
例えば私の例で言うと、性別すらも変わってしまうこともあります。
自分研究続けたら「男性性」が優位だったことが判明した【男女性の解説あり】
アイデンティティの崩壊が起こる(引き戻しも!)
手放しの後に、今までの自分が崩れて「自分が一体誰なのかよく分からなくなってしまう」という現象が起こることがあります。
この時、「やっぱり前の自分の方が良かったかもしれない」という引き戻しも起きることがあります。
せっかく前に進んだのに、怖くなり戻ってしまうのです。



私も二度三度、戻った経験あり…
変わってしまった自分に馴染むまでに時間はかかります。
好きなことを楽しみながら発散し、「これが本当の自分」になるまで、焦らずいきましょうね。


3ステップで人生改善した筆者の例
3ステップを説明されても、実際にどういう感じなのかしっくりこない…という方もいると思いますので、私が体験した例を書きました。
実際にこのステップを踏んで、どう変わったかが分かります。参考になったら幸いです。
タップで開きます
物に溢れすぎ。底なしの物欲と増えるローンの悩み
悩み:たくさん買っても満たされない気持ち。お金ばかり減って、収入が増えないことが焦りになる
- 気づき:ミニマリストの存在、資本主義の仕組みを知る
- 手放し:大量の物を断捨離、ローンして買う生活を手放す
- 見つける:少ないもので暮らしていく自分が誇らしい、心地よいということを発見
アルコール依存症の夫との結婚生活の悩み
悩み:アルコール依存症の夫を支えるのに限界が来ている。でもどうしたらいいか分からない
- 気づき:アルコールの本やネットで依存症について学び、プロに任せるのがいいと知った
- 手放し:私(素人)には介入できないとあきらめたことで、夫と別居する道を選べた
- 見つける:夫がいないと生きていけないというのは思い込みだった
チクリチクリと刺さる違和感。毒親の悩み
悩み:親に言われる些細な一言が辛い。人生に干渉され、コントロールされている感覚
- 気づき:親と同居したことで、親が「毒親」だったこと、また共依存の関係にいたことに気づけた
- 手放し:毒親と共依存の関係を断ち切る事にした
- 見つける:毒親を変えるのではなく、今の自分がすべき課題が見えてきた
実際に手放したものを書いています。手放せないものなんてないよ。
人生は変えられる!気づいて手放すことが何より重要


「人生を変える」というと、なんだか大きなことをしなきゃいけないような気がしてきますね。
よく、一人旅で世界一周!とか、留学して、高額セミナーを受けて…みたいなすごい例も聞くのですが、
結局のところ、人が悩むのは「悩みがある」からなんですよね。
世界一周してきても、悩みがある事には変わりありませんし、悩みが解決できる保証もありません。
一番良いのは、悩みに向き合い、「これ、もしかして手放していいんじゃないの?」と気づくことが大事なんです。
例えば、「テレビは一家に一台」と思っているとしましょう。世間的にもそういうふうに刷り込まれてきましたよね。
でも、テレビがある事によってNHK代を(見てないのに)払わなければいけなかったり、テレビ周りの掃除も大変になり、故障した時のリスクもあります。
しかしそれを、「もしかしてテレビってなくても良くない?」というふうに気づければ、きっとあなたの頭の中は「テレビがない生活」「テレビ持っていない人」などが気になってくる事でしょう。
そしていざ、テレビを手放してみると・・・・あれ?テレビないって、掃除しなくていいし故障のリスクもないし、何より部屋がスッキリして、気持散らない!これってもしかして最高じゃない?
と、こんなふうに思えたら人生改善の成功です。



ちなみにこれ、私が本当にやった例。笑
「当たり前」を手放すと、人生が好転することもあるよ。
まとめ
人生を変えたい時、大きなことをする前にやること。
- 気づく:悩みを明確化する→深掘りして気づきを得る
- 手放す:それを手放していくことを考えてみる(当たり前を覆す)
- 見つける:手放した後、新しい自分を受け入れる
悩みを何かで上乗せして見てみぬふりをするのではなく、根っこから取り除いてしまいましょう。


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