ミニマリストを突き詰め、今は物が100個以下になりました。
「生きづらさ」という言葉をよく聞くようになったのって、ここ最近だと感じませんか?
そのくらい、急激な速度でこの世の中って生きにくくなっているんですよね。
そんな中で、今まで通りの生き方でいるって難しい。
- マイホーム
- マイカー
- 専業主婦
- 生涯雇用
- 安定
スピリチュアル界隈では土の時代から風の時代になったって言われていますね。
そんな生きづらい時代を生きていくためには、新しい価値観をインプットし、行動もそれに伴ったものに変えていかなきゃいけないんだと思います。
ひとつ例が、「ミニマリスト」という概念です。
ミニマリストになり、身の丈を知った生活、また、物欲だけでなく精神的な満たされるものを持っていることが大事だと思います。
そしてこれは、れっきとしたスキルになる。これからの時代絶対に身につけるべき能力です。
小さく暮らすとは、選択肢を増やしすぎずコンパクトに暮らすこと。余計な欲をなるべく省き、身の丈に合った生活をすることです。
ミニマリストの概念に出会って、持ち物だけでなく考え方、ライフスタイル全て丸ごと変えちゃった私の話もあるので、気になる方は読んでみてください!
絶望するこれからの時代
全て人のせいにしたくはありませんが、やっぱり昔と今って全然違う。今の世の中は、生きづらいです。
特にスマホやSNSの普及で、「人と比べてしまう」というのが一番の大きな生きづらさの理由かと思います。
たくさんの魅力的な物が大量生産される中で、どんなものを持ち、どんなふうに部屋を飾り、どんなライフスタイルを送るかということを「比較」する。
もちろん従来通り、マイホーム・マイカーで競っている人もいるでしょう。
持っていない人=不幸。みたいなレッテルがとても窮屈に感じます。
小さく暮らす能力を磨く
「小さく暮らす能力」って一体なんなんでしょう?
実際に私の例を挙げながらお話ししたいと思います。
ミニマリストの概念に出会って、持ち物だけでなく考え方、ライフスタイル全て丸ごと変えちゃった私のお話です↓
- 「なんとなく」でSNSやらない
- 基本的に生活必需品しか買わない
- 外食は基本的にしない(質素なご飯中心)
- 洗濯機・炊飯器・トースター・テレビいらない
- やりたくないことをいかにやらないかに注力する
「なんとなく」でSNSをやらない
ミニマリストになってから、なんとなくでSNSをしなくなりました。
なんとなく知り合いがやっているからとか、愚痴を書きたいとか、そういう生産性のないことを辞め、今は本当に残したいアカウントだけ残しています。
「アカウントがある」というだけで「投稿しなきゃ」という意識が勝手に脳内で働き、疲れる原因になるんだと思います。実際に消してからはすご〜く楽。
ちなみにLINEグループとかも同じ。私はLINEは「要件のみ」と割り切って使うことで、馴れ合いのためのグループを抜けることにしました。
誰かと繋がっていない,アカウントを消す=冷酷無情なやつだと思われたこともありましたが、そういう人に限ってどうでもいいLINEをしてきたり、どうでも良いつぶやきをしていたりするんです。
だったら、その時間と気力を「その人に直接会う」「何かプレゼントする」などという具体的なものにしていった方が、いいんじゃないかな〜と思いました。
ミニマリスト=なんでも消す冷酷なやつって思われがちだけど、逆だと思う。
「どうでもいいこと」を送ってくる人の方が、よっぽどその人の時間を奪っていると思ったからね。
基本的に生活必需品しか買わない
ミニマリストになってから買い物の回数が信じられないくらい減りました。
昔はマキシマリストだったので、毎日常にネットショッピングしていたんですが…。
今、生活に必要だと思うのはトイレットペーパーや石鹸、ペットの用品くらいなもので、それしか買いません。
趣味として本は買ったりしますが、新品より中古でOK。
「何買おうかなあ〜」という買い物はいっさいしなくなり、自分の必要なものを決めて、それがなくなったり、壊れたもの、無くした物、どうしても必要になったものが出てきたら買うスタイルに。
それに、消耗品も実家を漁ると大量に出てきたりします。例えばノートやペンなどですね。
「自分はこのブランドじゃなきゃ嫌!」というこだわりをなくせば、実家でホコリ被ったノートやペンでも使ってあげられるので、無駄なく消費でき、地球にも優しく、お金もかかりません。
買う=当たり前じゃなくしたよ。
私は、買うことのほうがイレギュラーと思っているくらい。
外食は基本的にしない(質素なご飯中心)
夫と暮らしているときは、とにかく夫に合わせてご飯を作っていましたし、外食も多かったですが、自分一人だとミニマルな食事です。
ファストフードやお弁当などは、美味しいのですが食べると「ザワザワ」とした体の感覚があり、連続で3日食べると途端に体の調子が悪くなります。
外食は月1くらいの楽しみに決めておくと、メリハリが出て外での食事がとても美味しく感じられるのでおすすめ。
食費の目安としては15,000円くらいです。
洗濯機・炊飯器・トースター・テレビいらない
生まれてから「家電製品はあることが当たり前」として育ってきました。
ミニマリストになったときふと、「本当に家電っているのかな?」ということを、実際に自分の生活で検証してみました。
すると、一人だったら洗濯は手洗いで十分だし、お米は火で炊いたほうが早いし、トースターじゃなくガスグリルで食パンを焼くと美味しいし、テレビはなくても全然OKなことに気づきました。
これらが無いことで「なんだか貧しくて可哀想」と思われることもしばしばですが、私的には逆なんです。
むしろ、無いほうがスッキリする。洗濯機のヌメヌメ掃除もしなくていい、手洗いは体力もつく。いざという時に「お鍋で炊飯できる人」という貴重な人材になる。(炊飯器でしかお米は炊けないと思っている人が多いでしょう)
テレビがないと楽しめない人より、テレビがなくても楽しい人になる。そういう自分に「ドヤ⭐️」っていう、ちょっとした誇りのようなものすらあります。w
ちなみに、髪の毛が乾きにくくなる原因であるシャンプー、トリートメントも使っていないので、ドライヤーも持っていません。
やりたくないことをいかにやらないかに注力する
ミニマリストになってから、いかに自分の人生において「嫌なこと」を省くか、ということが重要だなと感じるようになってきました。
私は、たくさんの物や地位や見栄を持ち続けて他人にドヤ顔して生きていくよりも、「嫌なことをしない」で生きていくほうがよっぽど大事なんですよね。
食べていくための労働は少なからず必要ですが、たくさんの物や地位や見栄のために労働することは大嫌いです。
自分に合わない働き方でお金を稼ぐことがいかに大変か知ってるからです。
人によっては「物が買えないほうが嫌」という人もいると思うので、それはそれでいいと思います。
働くほうが嫌か、物が買えないほうが嫌かで働き方も変わってきますね。
「小さく暮らす」は生きやすい
小さく暮らすとは、選択肢を増やしすぎずコンパクトに暮らすこと。余計な欲をなるべく省き、身の丈に合った生活をすることです。
これからの時代、小さく暮らせるミニマリストは生きやすいと思います。
「自分にとって何が必要なのかを把握している」と、無駄がなくなるからです。
無駄がないと無駄なことをしなくなる。ということは、それだけストレスが減るのです。
むしろ「無駄」を自分で選んで取り入れることすらできるのです。
推しグッズって無駄ですよね。でも、めっちゃ潤おいますよね!!ワクワクの素。
「あれもこれも」っていう取り入れ方は従来の生き方。それは、やっぱり収入にも時間にも余裕がないとできないことですし、「あれもこれも」取り入れる人生が幸せとは限りません。
選択肢が多いほど人は迷うし、何が好きか嫌いか分からなくなってきます。
現代は、情報も物も溢れすぎている。「全部手に入れたい」って思うほど、欲にまみれ、思考は忙しくなり、生産性は低下する。
自分の人生で「嫌い」を極力やらないようにする。そして、「めっちゃ好き」を追求する。これがこれからの時代、生きやすくなる人だと思います。
ミニマリストは能力だ!
形だけでなく、きちんと「自分なりのミニマル」を理解して実践しているミニマリストは、それそのものが「能力」だと思います。
人って、一度上げた生活水準を戻すことがとても難しい生き物らしいですね。
一度大きな家に住み、いい車に乗り、いい物を持ってしまうと、それを失うことが辛くなってしまうんですね。
まるで自分の価値が下がったみたいな感覚になっちゃうのでしょうか。それとも、プライドなのか…。
私も過去にそうだったのでよく分かりますが、必要でない物を必要な物と思い込み、けれど手放せないという辛さったらないですね。
それらがなくなる恐怖より、必要ない物を維持して持ち続けようとしている自分に恐怖するべきなんです。
ミニマリストって「ただ捨てりゃいいんでしょ」って簡単に思われがちなんですが、突き詰めるとめっちゃ高度な技術です。
持続可能な、一生もののスキルなんですよ。
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