女性性の研究を独自にしていて思ったことがあります。
女性性が未熟だと、「少女っぽさが出過ぎる」ということ。
女性性が未熟な人は少女っぽさが多い
- 受け身になりがち
- 受け取ることが下手になりがち
- 年上男性を好きになりがち
- 愛に飢えがち
- 自己肯定感低くなりがち
上記の「しがち」の観点で見た女性性の未熟さを解説していきたいと思います。
受け身になりがち
女性性が未熟な人は、受け身になりがちだと考えます。
女性性が未熟ということは、まだ「少女」だからです。少女は子供ですよね。
子供は「受け身」が当たり前です。大人のように積極的に何かをやってあげようとする子供はあんまりいません。
例えば大人になっても彼から「リードされたい・・・」「(察して)何か言ってほしい・やってほしい」とか、そういう思いを抱える人は女性性がまだ未熟なのかなと思います。
受け取ることが下手になりがち
女性性が未熟だと「受け取る」ことが下手で、「もらう」ということはできていたりします。
- もらう=子供のように「もらって当たり前」、親から子に渡すような「もらい方」
- 受け取る=心から「受け取れて嬉しい!」と悦れる。大人の男性が女性に渡す→受け取るような流れ
この2つに結構な違いがあると私は考えます。
子供っぽいもらい方は、親鳥がひなに餌を与えるみたいなやりとりです。
実際にこれが男性から女性へのプレゼントだとしても、「物という物理的なものをもらった」という物質主義的な考え方が強く、損得で考えてしまいがち。
しかし女性性が成熟した受け取り方は、「心(愛情)を受け取る」というものです。
物の価値よりも、「与えられる愛」に着目でき、心から満足できるのだと思います。
年上男性を好きになりがち
女性性が未熟な人がなぜ年上男性を好きになりがちなのか・・・それは、
女性性が未熟だと「少女」っぽくなりすぎる。年上男性の前で「娘」っぽくなってしまうなど。労力なく一方的に好いて欲しいから年上というハンデを選ぶ。(パパ活に多そう)
というところにあります。
年上男性と女性ではなく、年上男性と「少女」(まるで娘のよう)のような関係性を求めているからです。
少女や娘の立場でいれば、同い年の男性と違って労力があまりなく付き合えるからです。
年上男性は若い子に価値を感じやすいですし、それを手玉に取っている感じですね。(パパ活に多いのではと思います)
少女(子供や娘)は、父親から「与えてもらいたい」と思います。年上男性はそれを満たしてくれる人が多いからなんですね。
愛に飢えがち
女性性が未熟な人は、愛に飢えがち・・・です。
成熟した女性性は、愛を受け取って溜めることができます。
少女のままだと愛のバロメーターが「ヒットポイント」(ゲーム用語で体力のバーみたいなもの)のようになっていて、愛をもらっても時間経過でどんどん減ってゆきます。
例えば、彼と会った後に、「またすぐ会いたい!」「次いつ会えるんだろう!」っていうのが焦りになったり、会っていないことが不安になったりしませんか?
また、LINEの返信がなかったりプレゼントがなかったりすると不安になったりとか。
これは女性性が「少女」のままなので起こる現象です。
成熟すると上記画像のように、ヒットポイント式ではなく「愛を貯める瓶」に変化します。
彼と会ったことが「溜まって」おり、それが事実として強く残るので「減る」という感覚がありません。
なので、次会うときは「もっと愛が溜まる」っていう好循環になります。すると、彼への束縛などもなくなりますね。(満たされているから!)
自己肯定感低くなりがち
女性性が成熟されていないと、「どうせ私なんて・・・」っていうネガティブが爆発します。
- 外見が綺麗で可愛くて若い自分じゃないと価値がない
- 楽しくて気が利いて女性らしくて優しい自分じゃないと意味がない
こんなふうに思って、恋愛などもこじれます。
だから、人と会うときは無理して完璧な自分を装おうとして、帰ってきてげっそり疲れちゃうなんてことも・・・。
女性性が成熟されない理由を親から紐解く
女性性を成熟させるっていうと、「大人にならなければ」っていう足し算の式が浮かぶかと思います。
でも実際のところ着目すべき点は、「なぜ、少女のままで居続ける必要があるのか?」という根本を考えることです。
その理由はなんなのでしょうか。
例えば、幼少期に親から成熟した女性性・男性性を教えてもらえなかった、ということがあります。
その場合、少女が少女を育てているようなもので、「大人の女性」(女性性が成熟している人)がどういうものなのかが理解できませんよね。
(あなたの親にも少女っぽいところがありませんか?)
女の子が、お姉さんのメイクする姿をじっと見たり、大人の恋愛を憧れて見ていたりするのって、「成熟した女性性を知りたい」(そしていつか自分も・・・)という予行練習だったりするのですよね。
大体が、本来なら母親が女性性を扱って、子供に教えていくと思うのですが、そういう母親でない(女性性が未熟だったり男性性が強すぎたり)ということがあると、育っていかない場合があります。
少女のままでいようとすれば、「現状の自分のままでも与えてくれる人がいる」「むしろその状態を可愛いとさえ思ってくれる」というメリットがあります。
例えば年上男性(パパ活が多い?)が可愛がってくれるなど。そういうメリットがあると、なかなか「少女」の部分を手放せないんですよね。
女性性を成熟させるにはどうしたら良い?
・・・ただ、少女の部分を手放せないでいると辛いことも多いですし、何より年齢を重ねていくにつれて「このままでいいのかな」っていう焦りも出てきたりすると思うんです。
だから、やっぱり少女は「女性」になっていく必要があると思うんですね。
方法
- 女性性が成熟された女性を参考にする(メンターにする)
- 「愛されている」という気持ちを書き出してみる
何より、女性性を成熟させた方が受け取れるものも多くなり、生きやすさにつながるので。
女性性が成熟された女性を参考にする(メンターにする)
よくアメブロとかにいる「キラキラ大人女子」を参考にするのもいいと思います。
実際に彼女たちのブログを拝見すると、満たされている感じで夫婦仲も良さそうです。夫婦仲がいいというのは、女性性が満たされている証拠なんですよね。
- 自分で自分のご機嫌が取れる
- 自分の好き嫌いがわかっている
- 自分の素直な気持ちや感情を表現できる
- 自分が何で満たされるかを知っている
女性性が成熟された人は、こういうことがわかっているんですよね。
また、外見的な特徴としては、おしゃれを楽しんでいたり綺麗なメイクをしていたり、いい香りを纏っていたりということがあります。
女性性が成熟されている=「受け取れる人」であり、受け取れる人は「受け取れる」ための準備(外見磨き)を日頃からしっかり行なっているから、いわゆるキラキラ女子なんです。(書き方ややこしくてすみませんw)
「愛されている」という気持ちを書き出してみる
これは実際に私も試したことなのですが、効果的でした。
少女の部分が出ると「もっと・・・もっとちょうだいよお」となってしまいがちなんですが、それよりも「受け取ったもの」に着目してみましょう。
- 外見を若いと褒められた
- ドアを開けてくれた
- 私を肯定してくれた
- しっかりと意見を聞いてくれた
- 手を握ってくれた
- 飲み物を買ってくれた
・・・・こんな感じでとにかく「してくれた」ことをたくさん書き出してみます。
すると、こんな少女な自分でも色々としてくれる人はいるんだなあと思うことができるようになってきます。
そういうふうに考え方を変えるだけで、「私はもらっていい人なんだ」「私はちゃんと受け取れる人なんだ」というふうに、自己肯定が上手になってきます。
すると、ヒットポイント方式ではなく、「愛情の貯金箱」になって、愛の補給ではなく、愛の貯金になります。
補給する愛は、補給できないと苦しいよね。一方で愛の貯金は増え続けるいっぽうで、しかも使っても減らないという優れものだったりします
女性性を成熟させた方がいい理由
女性性が成熟していると、何より自分が生きやすくなる。これが一番。
少女の部分を持っていると「満たしてよ・・・」「もっともっと」と思ってしまうと思うのですが、この感情ってめちゃくちゃ辛くないですか?
例えば、物欲もそうですよね。ないものに着目すると、辛くなる。持っている人が羨ましくなって妬む。。
「愛情の貯金瓶」にした方が、そういう「飢え」から逃れることができるので、自分軸もブレにくくなってきます。
- 自分がそうしたいからする
- 自分がそうしたくないからしない
という基準ができて、相手のご機嫌取りもする必要がなくなってきます。すると、寄ってくる相手も「機嫌を取らなければいけない相手」ではなくなり、人間関係も改善されてゆきます。
成熟した女性性ってほんとすごい
成熟した女性性が起こすミラクルループ
- 愛を受け取れる人になる
- 受け取った愛が自分をより美しくする
- その愛を他者に注ぐことができる
女性性が成熟すると、上記のようにいいループが出来上がります。
私は「キラキラ女子」はだいぶ苦手でした。そんなふうになれる訳がないって思っていたからです。
でも、愛を受け取ることに慣れる練習をしていくと、「自分ってありのままで愛されるんだ」っていう自信につながります。
この「ありのまま」というのは、何にも努力せずスッピンでボサボサの自分でも愛してくれる相手がいる、という意味ではありません。
じゃなくて逆に、可愛く思って欲しいからおしゃれやメイクを頑張りだすとか、優しく見られたくてニコニコしだすとか、そういうふうに自然としだすようになってきます。
その自分が、ありのままの自分になっていったりします。
要するに、受け取った愛がパワー(エネルギー)となって、そのエネルギーを自分を高めるために使うことができ、そのおかげでさらに愛をもらえるようになり、その余った愛を他者へ受け渡すことができる・・というループに入るのですよね。
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